足場不要で屋根のドローン点検!費用を抑える秘訣、ご存知ですか?

2026.05.08

大切な住まいを見守る屋根、最近その様子をじっくりと見たことはありますか?屋根の点検は必要だと分かってはいても、費用が高そう、足場を組むのが大掛かりでご近所に気を使う、といった理由で、つい後回しにしてしまいがちかもしれません。もし、そんな風に感じているなら、屋根点検の新しい方法を知る良い機会かもしれません。この記事では、足場を使わずに屋根の状態を詳しく知ることができる、ドローンを使った点検について、そのメリットや費用のこと、そして安心して任せられる業者の選び方まで、一つひとつ丁寧にご説明していきます。
 

大切な住まいの屋根、最近チェックしましたか?

毎日、雨や風、そして強い日差しから私たちの暮らしを守ってくれている屋根。その存在は当たり前のように感じられますが、実は少しずつ年月とともに劣化が進んでいます。普段あまり目の届かない場所だからこそ、定期的な点検でその健康状態を確かめてあげることが、住まいを長持ちさせる秘訣です。

屋根の劣化をそのままにしておくことのリスク

屋根の小さな傷みを見過ごしてしまうと、後々、思わぬ大きなトラブルにつながることがあります。例えば、屋根材のひび割れから雨水が浸入すると、建物の柱や梁といった大切な構造部分を腐らせてしまう原因になります。室内に雨漏りが起きてからでは、修理も大掛かりになりがちです。また、断熱材にまで湿気が及ぶと、カビが発生して健康に影響が出たり、断熱性能が落ちて夏は暑く冬は寒い家になってしまったりすることも。台風や地震の際に、劣化した屋根材が飛ばされてご近所に迷惑をかけてしまうといった危険性も考えられます。

こんな症状は要注意、屋根が教えてくれる点検のサイン

ご自身で屋根に登るのは大変危険ですが、下から見上げたり、お庭から見たりするだけでも気づけるサインがあります。例えば、屋根の色が全体的にあせて見える、コケやカビが生えている、瓦がズレたり割れたりしている、金属部分にサビが見られる、といった症状です。また、雨が降った後に雨樋から水が溢れていたり、天井や壁にシミができていたりするのも、屋根からのSOSサインかもしれません。これらの症状に一つでも気づいたら、専門家による点検を考えるタイミングです。

屋根点検の新しい選択肢、ドローンの活用

これまでの屋根点検といえば、作業員が直接屋根に登るか、大掛かりな足場を組んで行うのが一般的でした。しかし、これらの方法には危険が伴ったり、費用や時間がかかったりするという側面もありました。そこで今、新しい選択肢として活用されているのがドローンです。ドローンを使えば、人が登ることなく、安全かつ短時間で屋根の状態を隅々まで確認できます。次の章では、このドローン点検がもたらす具体的なメリットについて、詳しく見ていきましょう。
 

屋根のドローン点検、その大きなメリットとは?

ドローンを使った屋根点検は、従来の点検方法が抱えていたいくつかの課題を解決してくれます。費用や安全性、そして点検の精度といった面で、私たちの家づくりやメンテナンスの考え方を少し変えてくれるかもしれません。ここでは、ドローン点検が持つ大きな3つのメリットをご紹介します。

足場が不要だから、費用をぐっと抑えられる

屋根の点検や修理で費用がかさむ大きな理由の一つが、足場の設置費用です。一般的な戸建て住宅でも、足場を組むだけで十数万円から、建物の大きさによってはそれ以上の費用がかかることも少なくありません。ドローン点検の最大のメリットは、この足場が基本的に不要であることです。足場を組むための費用がまるごと節約できるため、点検にかかる総額を大幅に抑えることが可能になります。費用面の負担が軽くなることで、これまで躊躇していた方も、気軽に定期的な点検を受けやすくなるのではないでしょうか。

短時間で安全に、屋根の隅々まで確認

作業員が直接屋根に登る点検には、どうしても転落などの危険が伴います。特に、急な勾配の屋根や、高さのある建物ではそのリスクも高まります。ドローンを使えば、作業員は地上から安全に操作するだけ。危険な高所作業をすることなく、屋根の状態を詳細に確認できます。また、作業時間も大幅に短縮できます。一般的な戸建て住宅であれば、ドローンの飛行準備から撮影終了まで、およそ1時間から2時間程度で完了します。人の目で見て回るよりもずっと速く、効率的に点検を進められるのです。

人の目では捉えきれない細かな部分も鮮明に

ドローンには高性能なカメラが搭載されており、人が直接見るよりもずっと細かな部分まで鮮明に映し出すことができます。屋根材の表面にあるごく小さなひび割れや、ボルトの緩み、塗膜の剥がれといった劣化の初期症状も見逃しません。気になる箇所があれば、その場でズームして拡大し、詳しく状態を確認することも可能です。撮影された高画質な写真や映像は、そのまま客観的なデータとして保存されます。後からご家族や管理会社の方と一緒に確認したり、補修計画を立てる際の正確な資料として活用したりできるのも、大きな利点です。
 

足場を組む点検との違いは?費用や時間の比較

屋根の点検方法として、ドローンを使う方法と、従来通り足場を組む方法。この二つには、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、皆さんが特に気になるであろう費用や時間、そして点検の精度という三つの観点から、それぞれの特徴を比べてみたいと思います。ご自身の状況に合わせて、どちらの方法がより適しているかを考える参考にしてみてください。

気になる費用面での具体的な違い

最も大きな違いは、やはり費用面に表れます。先ほども少し触れましたが、足場を組む点検では、点検作業そのものの費用に加えて、足場の設置と解体のための費用が別途必要になります。この足場代が、全体の費用を大きく押し上げる要因です。一方、ドローン点検は足場が不要なため、かかるのは基本的にドローンを操作する技術者の人件費や機材費、報告書の作成費など、点検作業に直接関わる費用のみです。建物の規模や形状にもよりますが、場合によっては、足場を組む点検の3分の1程度の費用で済むこともあります。

作業時間とご近所への配慮

作業にかかる時間も大きく異なります。足場を組む場合、設置と解体だけでそれぞれ1日から数日かかることがあり、点検期間全体が長引く傾向にあります。作業中は金属音が響いたり、作業員の出入りがあったりと、ご近所への配慮も必要になります。その点、ドローン点検は、当日の作業時間が数時間で終わるため、ご自身の生活はもちろん、ご近所への影響も最小限に抑えることができます。ドローンの飛行音も比較的静かで、大掛かりな工事のような圧迫感もありません。

点検の精度とわかりやすい報告書

点検の精度については、どちらの方法にも長所があります。足場を組む点検では、作業員が直接屋根材に触れて、浮きやぐらつきなどを確認できるという利点があります。一方、ドローン点検では、高解像度のカメラによって、屋根全体を客観的かつ網羅的に記録できるのが強みです。撮影した画像をもとに作成される報告書は、どこにどのような劣化があるのかが一目でわかるようにまとめられています。写真に直接書き込みを加えたり、劣化の範囲を示したりすることで、専門家でなくても建物の状態を直感的に理解しやすいという特徴があります。
 

ドローン点検の注意点と信頼できる業者の選び方

多くのメリットがあるドローン点検ですが、依頼する前にはいくつか知っておきたい注意点もあります。また、せっかく点検を依頼するなら、安心して任せられる業者を選びたいものです。ここでは、ドローン点検を検討する上での注意点と、信頼できる業者を見極めるための視点についてお話しします。

知っておきたい天候による影響

ドローンは空を飛ぶ精密機械のため、天候の影響を受けやすいという側面があります。雨の日や風が強い日には、安全に飛行させることができません。そのため、点検の予約をしていても、当日の天候によっては日程の変更をお願いされる場合があります。こればかりは自然のことなので仕方ありませんが、スケジュールには少し余裕を見ておくと安心です。業者と相談しながら、天候が安定している時期を選ぶのも一つの方法です。

飛行に関する法律やルールについて

ドローンを飛行させる際には、航空法をはじめとする様々な法律やルールを守る必要があります。例えば、人口が集中している地区や空港の周辺、一定の高さ以上を飛行させる場合などには、事前に国土交通省の許可や承認を得なければなりません。これらの手続きをきちんと行わずに飛行させることは、法律違反になる可能性があります。依頼する業者が、こうした法令を遵守しているかどうかは、非常に重要な確認事項です。

安心して任せられる業者選びの3つの視点

では、どのような業者を選べば良いのでしょうか。次の三つの視点を参考にしてみてください。一つ目は、飛行実績と許可の有無です。これまでにどれくらいの建物を点検してきたか、そして国土交通省から包括的な飛行許可を得ているかを確認しましょう。二つ目は、建物に関する専門知識です。ただドローンを飛ばせるだけでなく、撮影した映像から屋根の劣化状態を正しく判断できる知識や資格を持ったスタッフがいるかどうかが重要です。三つ目は、万が一の備えです。ドローンの飛行には細心の注意が払われますが、万が一の事故に備えて、対人・対物の賠償責任保険に加入している業者を選ぶと、より安心できます。
 

ドローン点検を依頼するときの一般的な流れ

実際にドローン点検を依頼してみたいと思ったとき、どのような手順で進んでいくのでしょうか。お問い合わせから点検後の報告まで、一連の流れを知っておくと、安心して相談できるはずです。ここでは、ドローン点検を依頼する際の一般的な流れをご紹介します。

お問い合わせからお見積もりまで

まずは、気になる業者に電話やウェブサイトの問い合わせフォームなどから連絡を取ることから始まります。その際に、建物の住所や種類、築年数、そして特に気になっている症状などを伝えると、その後の話がスムーズに進みます。業者によっては、建物の図面や写真があると、より具体的な話ができる場合もあります。その後、担当者から連絡があり、点検内容や範囲についての簡単な聞き取りが行われ、お見積もりが提示されます。お見積もりの内容をよく確認し、納得した上で正式に依頼をします。

点検当日の様子と所要時間

点検当日は、まず業者が現地に到着し、ドローンを安全に飛行させるための準備と周囲の安全確認を行います。その後、ドローンを離陸させ、屋根全体を様々な角度から撮影していきます。依頼者の方は、ご自宅の中からリアルタイムでドローンからの映像をモニターで確認できることもあります。普段は見ることのできない角度から自宅の屋根を見るのは、少し新鮮な体験かもしれません。一般的な戸建て住宅の場合、現場での作業は1時間から2時間ほどで完了することがほとんどです。

報告書の受け取りとその後のご相談

撮影が終わると、業者は持ち帰った画像や映像データを詳しく分析し、数日後に詳細な報告書を作成してくれます。報告書には、屋根全体の写真に加えて、ひび割れやサビといった劣化が見つかった箇所の拡大写真などが、分かりやすい説明とともにまとめられています。報告書を受け取った後、その内容について業者から直接説明を受け、建物の現状について理解を深めます。もし補修が必要な箇所が見つかった場合には、どのような対策が考えられるかなど、今後のメンテナンスについて相談することもできます。
 

茨城県結城市を拠点とする株式会社三結の屋根点検

これまでドローンによる屋根点検の様々な側面についてお話ししてきましたが、ここで少し、私たちのことについてご紹介させてください。私たち株式会社三結は、茨城県結城市に拠点を置き、関東近郊の皆様の大切な建物を守るお手伝いをしています。従来の点検の常識にとらわれず、ドローンという新しい技術を活かして、より安全で、より正確な建物診断をご提供しています。

専門資格を持つ技術者による精密な診断

株式会社三結の強みは、ただドローンを飛ばすだけではない点にあります。私たちの診断は、内閣府に認可された公的資格である、赤外線建物診断技能師という建物の専門家が担当します。ドローンが捉えた映像を、長年の経験と専門知識に基づいて分析することで、目に見える劣化だけでなく、その背景にある原因まで推測することが可能です。お客様の大切な資産である建物の状態を、科学的な根拠を持って正確にお伝えすることを大切にしています。

最新の赤外線カメラを搭載したドローンでの調査

私たちは、DJI社のMATRICE 350 RTKといった最新の産業用ドローンと、高性能な赤外線サーモグラフィカメラを組み合わせて点検を行います。この赤外線カメラを使うと、物の表面温度の違いを色で可視化することができます。例えば、屋根材の下で雨水が浸入している箇所は、周りよりも温度が低く表示されることがあります。これにより、人の目では決して見つけることのできない雨漏りの兆候や、壁の中の断熱材の欠損などを、建物を壊すことなく発見できる可能性があるのです。

点検後の補修に関するご相談も

点検をして、それで終わりではありません。私たちは、建物の健康状態を正確にお伝えした上で、その後の維持管理についてもお客様と一緒に考えていきたいと思っています。点検の結果、もし補修が必要な箇所が見つかった場合には、その内容やご予算に応じて、信頼できる施工業者をご紹介することも可能です。点検からその後のご相談まで、お客様が安心して住まいと向き合えるよう、しっかりと寄り添い、サポートさせていただきます。
 

まとめ

この記事では、ドローンを使った屋根点検について、そのメリットから費用のこと、業者選びの視点まで、幅広くお話ししてきました。大切な住まいを守るためには、定期的な点検が欠かせません。そして、ドローンを活用した点検は、費用を抑えながら、安全かつ正確に屋根の状態を知ることができる、とても有効な方法の一つです。

普段は見ることのできない屋根の状態を、ご自身の目で確かめてみませんか。もし、ご自宅や管理されている建物のことで少しでも気になることがありましたら、それは点検を考える良い機会かもしれません。専門家の視点から詳しく調べることで、安心して毎日を過ごせることにつながります。

屋根のこと、建物のことでお悩みの際は、どうぞお一人で抱え込まず、私たち専門家にお気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみるだけでも、きっと新しい発見があるはずです。
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